柏崎刈羽原発へ! 新潟県刈羽村(161/1741)
皆さん、こんにちは!
ナノクリスタルです✨
市町村制覇の旅、第161回は…
新潟県刈羽村です!
にいがたけん かりわむら
新潟県刈羽村
人口: 約4000人
面積: 26.27㎢
柏崎刈羽原子力発電所がある村。
今回は柏崎刈羽原発のそばにある原子力サービスホールを訪れました!
原子力サービスホール
刈羽村で訪れたのは、
原子力サービスホール!
柏崎刈羽原発のPRセンターになっている施設で、無料で原子力発電所の仕組みなどについて学ぶことができます。
今まで原子力発電所の仕組みを詳しく知らなかったので、とても勉強になりました(^-^)
原発=危険という考え方の人もいると思いますが、実は原発自体は環境に配慮されたつくりになっているそうです。
といっても、危険物を扱っているので事故が起こればご存知のように大事故になってしまいますが…
それを防ぐために多くの方々がこの柏崎刈羽原発で働いています。
水の循環の説明
原子力発電所が海のそばにあるのは、海の水でタービンを回す蒸気を冷まして水に戻しているからです(^-^)
そして、水になった蒸気は再び原子炉の方に運ばれて循環しています。
その時、海水も少し水温が上がるようですが、十分な調査を行って環境に影響が無いように海に戻しているそうです。
そして、次は原子炉の中の仕組み
こちらが原子炉の中枢のモデル。
原子炉は外部に放射性物質が漏れないように何重にも厚い壁で覆われています。
その一番中にある核反応を起こす物質が燃料集合体です。
燃料棒がいくつも束になって覆われたもので、これが核反応を起こすことで大量の蒸気が発生してタービンが回ります👍
そして、燃料集合体の核反応を動かしたり止めたりするスイッチになっているのがこちらの制御棒です(^-^)
この制御棒が燃料集合体の周りにあると核反応が止まって、発電をストップすることができます。
何か異常がある時にはこの制御棒を燃料集合体の間に挿入します(^-^)
最後に、放射性廃棄物の処理について
原発から出る放射性廃棄物については問題になっていますが、そもそも原発は95%が再利用できるかなりエコな発電方法なんだそうです(^-^)
ですが、残り5%の廃棄物は処理する必要があります。
しかも、放射性物質を含んでいるので簡単に処理することはできません。
現状で最適解とされているのが地層処分。
地下300mの岩盤の中に高レベルの放射性廃棄物を埋める処理方法です。
放射性廃棄物をガラスで固めて、金属製の容器で密閉します。
そして、その容器の周りを粘土の緩衝材で覆い、岩盤の中に処分します。
このいくつものバリアがあることで安全に放射性廃棄物を処理することができます👍
といっても、放射性廃棄物は危険な物質。
いつまでも地層に処分し続けていて良いのかは分かりませんが、現状はこんな感じみたいですね。
今までは原発の仕組みについて深く考えたことが無かったのですが、この施設を訪れて様々なことを考えるきっかけになりました(^-^)
皆さんも是非訪れてみてください♪
ちなみに、展望台からの景色
原発の建物は林に覆われてて全然見えませんでした^^;
原子力サービスホールを見た後、
近くにあった洋菓子屋さんへ
地元の養鶏場がやっている"たまご畑"
看板メニューの特製プリン
容器も卵型で可愛らしい見た目です✨
養鶏場がやっているので、使っている卵も新鮮でとても美味しかったです👍
原子力サービスホールからすぐのところにあるのでこちらも是非(^-^)
以上、新潟県刈羽村でした!
次回は新潟県長岡市を紹介する予定です。
それでは、今回も見て頂いてありがとうございましたm(_ _)m
Twitter: @nano_ekimemo